銚子電鉄、衝撃のコラボ成立に王手 夢グループを口説き落とした「おにぎり話法」と「デーの女神」とは【エピソード3:灼熱の護国寺編】 (2/3ページ)

Jタウンネット

コラボ実現に向けて......(画像はYouTube動画『銚子電鉄×夢グループ CM』のスクリーンショット)

さて、さっそくコラボについて打診したいところだが、お笑いでも商談でも、「掴み」が弱くちゃ話にならない。世間話なんかしている場合じゃないのである。

そこでA氏は開口一番、語りだした。

「えー、銚子電鉄は万年赤字のローカル鉄道です。お金はありません。電車に乗ってもいい景色もありません。電車を運行するため、ぬれ煎餅を焼いて売っています。夢グループさんと、今時点では何かわかりませんが、何か面白いことをしたいと思い来ました。もし協力いただいてもお金は無いので何か他の形でお返しするしかないのですが、それでも良ければお話を聞いていただけないでしょうか?」

銚子電鉄の切ない現実を説明し、同情を引こうとしたのだ。

A氏はこれを、天才画家・山下清氏をモデルにしたドラマ『裸の大将放浪記』でたびたび登場する"幼少期に両親が他界したとウソをつくことで同情を引き、おにぎりをゲットするというワザ"になぞらえて「おにぎり話法」と名付けて使っているという。

そしてこの話法は、夢グループの広報部長に――通用したらしい。

降臨した「デーの女神」と広報部長のツボ

広報部長はA氏の話を熱心に聞いたあと、今度は夢グループについて説明し始めた。こんなことを言っていたという。

「ご承知かもしれませんが夢グループは"少し面白い日本語" (ホントにそう言った!)を話す社長の石田と、専属の歌手の保科が掛け合いながら商品の説明をする通販部門とコンサートを行う芸能部門、この二つが大きな柱です。特に通販では社長の石田がアルファベットのDを『デー』と発音しまして、従いましてCDは『シーデー』、DVDは『デーブイデー』となります。
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