連ドラ『VIVANT』最終回は19.6%の高視聴率!本当にあった自衛隊スパイ機関!元・班員が明かす「暗闘」血風録 (2/3ページ)

日刊大衆

ソ連、中国、北朝鮮など共産圏の情報収集が主な目的でした」(軍事ジャーナリスト)

■菅義偉官房長官は否定

 2013年には「陸上幕僚監部運用支援・情報部別班」に関する報道が出たが、菅義偉官房長官(当時)が「これまでも現在も存在していない」と記者会見で断言するなど、決して公にされることはなかった。

 だが、現在も別班の班員は秘密裏に活動しているという。元外交官で国際評論家の井野誠一氏はこう言う。

「彼らは防衛庁情報本部内の統制セクションからの指示に従い、任務にあたります。米CIAからの影響が大きく、米側のパートナーあるいは下請け的な動きをすることが、70年代以降は多くなっているようです」

■アルカイダやイージス艦機密漏洩事件でも

 00年代で注目されるのは、02〜03年にアルカイダ幹部が頻繁に日本に入国し、新潟を拠点に活動していた一件だという。

「最初は米国が、捕虜にしたアルカイダ兵から潜伏情報をキャッチし、CIAはそれを別班関係者に伝え、洗わせたと言います」(前同)

 また、07年のイージス艦機密漏洩事件でも、別班は状況を把握していたという。

「防衛情報が相次いで中国に流れたことで、自衛官が中国人女性に取り込まれている危険性について、別班関係者には事前に伝えられていたようです。ただ、中国人女性と交際する自衛隊員や防衛産業関係者が多すぎて把握しきれないと、はなから調査を諦めてしまった。そんな背景に、班員の人手不足もあります」(自衛隊別班関係者)

 ドラマと現実では実態に大きな隔たりがあるという。

「別班員の処遇と評価は低く、諜報活動だけでは出世は難しい。ゆえに、士気も上がりません。創設当初は外国での活動を指向していましたが、現在は国内での諜報活動がメイン。

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