男女の友情は成立する? エモ地雷が仕込まれすぎて呼吸困難になる新ドラマ【いちばん好きな花#1】 (1/5ページ)
※このコラムは『いちばん好きな花』1話までのネタバレを含んでいます。
■エモさの地雷があらゆる場面に散りばめられたストーリー
大ヒットドラマ『silent』の脚本家、プロデューサーの2人が送る、秋の新ドラマ『いちばんすきな花』。それだけでもう絶対おもしろいじゃん!? と期待にあふれる待望の第1話が放送されました。
もうとにかくエモい……人間関係における「二人組」にあらゆるトラウマのある4人のストーリーの中に、胸がチクっと痛くなるエモ地雷が多量に仕込まれています。
■唯一の親友との突然の別れ
主人公・潮ゆくえ(多部未華子)は昔から「二人組を作るのが苦手」。ゆえに友達がおらず、唯一の友人でもあり心を許せるのは、男友達の赤田(仲野大賀)だけ。
そんな赤田が彼女と結婚することに。親友の結婚ですから、ゆくえにとってもそれは喜ばしいこと。二人恒例のカラオケで、「結婚式では木村カエラのButterflyを歌おう!」「ゆくえの時には安室ちゃんだ!」と大盛り上がり。そんな幸せの絶頂から一転。赤田との友人関係は終焉を迎えます。
■女友達に近い、ゆくえと赤田の友人関係
ある日、赤田の婚約者がゆくえの存在を男友達と勘違いしていたことが発覚します。
何もやましいことなく、純粋に友人関係だったはずの二人。しかしこの世には2つの宗派があります。「男女の友情は成立する派」「しない派」。
二人の間では成立していたわけですが、婚約者は「しない派」であったがために、赤田が婚約者の意思を尊重し、誠実に対応したことによって、ゆくえとの友情はある日呆気なく終わることになりました。
いつものカラオケで別れを告げられ、結婚式で歌うはずだったButterflyを歌いながら涙するゆくえ。婚約者のために部屋にも入らず、理由を告げ、結婚式で聞くはずだった曲を耳にしながら部屋を後にする、誠実な赤田。