自分の夢を追わない社長がクラフトビールに求めた夢――スプリングバレーブルワリー株式会社代表取締役・井本亜香氏インタビュー (6/6ページ)
家賃が浮いている分は、外食や旅行、健康対策など、体験に投資しています。
Q.15 プライベートのお悩みはありますか?
今は、終活について考えるようになりました。できるだけ迷惑をかけないための前向きなものです。仕事に邁進してきた人生で、結婚願望もありませんでしたが、歳とともに一人でい続けることの大変さも実感しています。
今はいろいろな働き方がありますから、若い皆さんは一度、家族を持つことについて真剣に考えてみてもいいと思います。
Q.16 今後の展望を教えてください。
スプリングバレーは今年でブランド誕生から9年目に入りました。ロングセラーに向かうステージだと思います。ブランドが価値を持ち続けたまま、次世代に「継承していく」ことが大切だと考えています。
クラフトビールは、これから成長し、そして継承されていくものです。スプリングバレーがその成長のエンジンになりたい。そこに関わるものとして責任を感じるとともに、未踏の領域に挑戦する楽しさも感じています。
そのためには、スプリングバレーというブランドに限らず、クラフトビールそのものの魅力をもっと広める必要があります。そのひとつとして10月には、全国のクラフトブルワリーに参加いただく、日本産ホップや、今年収穫したフレッシュホップを使ったクラフトビールを楽しめる『クラフトビールジャパンホップフェスト 2023』というイベントを店舗で開催します。店舗での体験がクラフトビールのワクワクする未来に繋がっていけばうれしいです。