結婚したくないけれど子どもが欲しい人に注目されている“選択的シングルマザー”。どれくらい稼いでいたら実現可能か考えてみた (2/3ページ)
事実婚で夫婦別姓を選んでいる人もいらっしゃると思いますが、選択的シングルマザーを選ぶことでも、今の姓のまま子どもが持てるようになります。
■選択的シングルマザーのデメリットは?
選択的シングルマザーのデメリットは、自分が体調を崩したときやリストラにあったとき、所得が下がったときなどに、収入面での不安が出てしまうこと。
また、小さい子どもはまだ多くの免疫が無いため、病気にかかりやすいもの。保育園に入園できても感染症にかかってしまい、仕事を早退して迎えに行かないといけない、数日間登園禁止になって自分もしばらく働けない……なんてこともよくあります。
特に子どもがまだ小さいうちは、子育てに協力してくれる親族などが近くに住んでいるか、病児保育があり預けやすいか、ベビーシッターを雇える経済力があるか、ということがポイントになってきます。
働きながら一人で子どもを育てるということは、想像以上に大変です。一人で抱え込まず、社会福祉制度や周囲の助けを得ながら子どもをどういう風に育てていくか、しっかりと考えましょう。
■選択的シングルマザーを選ぶなら、どれくらいの収入が必要?
子どもを育てるために必要なお金は大きく分けて2つあり、「養育費」と「教育費」です。大学を卒業するまでにかかる子育て費用の総額は3,000万円以上必要になるという試算もあります。とはいえ、最近では子育て費用の補助も充実しており、子育て費用の負担が軽減されることがあります。
例えば、出産育児一時金は2023年4月から42万円から50万円になり、幼児教育・保育の無償化により3~5歳児クラスの保育料が無料、公立高等学校就学支援金など、ひと昔前と比べると子育て関連の助成制度等が充実してきています。
教育費は、一人の子どもを小学校から大学まで公立に通わせた場合、731万円かかるという説があります(※1)。
基本的には義務教育なので、小学校から私立に行かせたいなどの希望がなければ、多額の教育費はかかりません。