何でゆず湯に入るのか知ってる? 基本の入り方を先取りチェック (1/4ページ)
日本には「冬至の日にゆず湯に入る」という習わしがありますが、そもそもお風呂にゆずを入れるのはなぜなのでしょうか?
実はゆず湯にはさまざまな説があり、邪気払いや風邪予防といった意味が込められているようです。詳しい理由を知れば、冬ならではの風習をもっと楽しめるはず。
今回はゆず湯の由来や基本的な入り方、入る際の注意点などを紹介します。
■冬至とは
冬至とは、1年のうちで最も昼が短いといわれる日です。
天文学的には、黄道上で太陽の黄経(こうけい)が270度に達する日で、太陽が一番南にある状態となります。そのため、北半球では1年の中で昼が最も短く、夜が長くなる日を意味するのです。
さらに、冬至は太陽が生まれ変わる日ともされており、運が上昇する「一陽来復(いちようらいふく)」と呼ばれることもあります。
◇2023年の冬至はいつ?
2023年は12月22日が冬至の日です。
毎年12月21日頃になりますが、日付は固定ではないので、冬至の日にゆず湯に入りたいと考えている人はその年に応じてチェックするのがおすすめですよ。
■なぜ? 冬至にゆず湯に入る理由とは
冬至にゆず湯に入る風習は、銭湯が生まれた江戸時代に始まったとされているようです。
まずは基礎知識として、昔の人のゆず湯に対する考え方に触れてみましょう。
◇(1)語呂合わせ
一般的に知られているゆず湯の由来として、語呂合わせが挙げられます。
例えば、冬至とお風呂が結び付くのは、「冬至=湯治(とうじ)」という考え方によるものです。「湯治」とは、温泉に入って病気などを治療することを意味します。
同様に「ゆず=融通(ゆうずう)」となり、これには「融通が利きますように」という願いが込められているのだとか。
また、ゆずは実るまでに時間が掛かることから、「長く続いた苦労が実を結びますように」という意味が含まれているという説もあります。