凄くワケがありそうな「訳ありみかん」、メルカリで発見される グラサン集団の正体は?出品者に聞く (1/2ページ)

出品されているものを買ったり、要らなくなったものを売ったりできる日本最大のフリマサービス「メルカリ」。そこに、「凄く訳のありそうなもの」が出品されていた。
それがこちら。

これは和歌山県海南市でみかんなど柑橘類を栽培している森本農園が「メルカリShops」で販売している「訳ありの有田みかん」の商品ページに掲載された写真。
サングラスをかけた5人が並んでいて、4人が腕組み、1人のおばあちゃんが杖をついた状態で立っている。
サングラス姿の5人が並んでいる姿には威圧感があり、何だかもの凄く"訳"がありそう。
商品であるみかんの写真も掲載されていたが、なぜサングラス姿で並んだ写真まで採用したのか。そして、なぜこのような写真を撮影したのか。2023年11月20日、Jタウンネット記者が森本農園を取材した。
農家とのギャップを作りたかったJタウンネット記者の取材に応じたのは、森本農園の森本和真代表。
グラサン写真で真ん中に立っている人物だ。なお、右の2人が森本代表の両親で、一番左が祖母。杖をついているのは曽祖母だ。曽祖母のボス感、半端ねえ......。

この写真を「訳ありみかん」の商品ページに採用したのは、「少しでも興味を持ってもらうため」。
「とにかく『おっ!』となって欲しかったのが理由です。『なんだこの農家は!』となってもらえることで弊園に興味を持ってもらう作戦でした」
写真のイメージは、「農家らしくない農家」だという。「農家とのギャップを作りたかった」と森本代表は語る。