好きな男に大金を貢ぐ!江戸時代の買春システム「役者買い」に大奥の女中も病みつきに【前編】 (3/4ページ)

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たとえば、江戸幕府6代将軍・徳川家宣の側室で、7代将軍徳川家継の生母「月光院」に仕えていた大奥の女中・江島……といえば、歌舞伎役者相手に繰り広げた一大スキャンダル「江島生島事件」が有名です。

門限を破り27年間の幽閉および関係者1500人が処罰。江戸時代に起きた「江島生島事件」【前編】

大奥のダークサイド…歌舞伎役者との密通を疑われ流罪となった江戸城大奥の女中「江島」

ある日、墓参に出かけた江島はお連れの女中たちと一緒に人気役者・生島真五郎の初春興行を鑑賞。貸切席にて仕出し弁当と酒を振る舞い、おおいに羽目を外して盛り上がったそう。結果、大奥の門限を破ってしまったことをきっかけに、江島が生島真五郎に惚れ込み「密通」していると噂が広がってしまったのです。

ところが、江島は厳しい尋問にも屈せず二人の男女関係を否定。真実ははっきりしないまま、江島は高遠藩・内藤清枚へお預け、生島は遠島、関わりがあったとされる多くの人々が罰せされてしまいました。

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