【関ヶ原の合戦】米津正勝と小栗忠政、仲間同士での武功争いの勝者はどちらに?【どうする家康】 (3/3ページ)
その首をば路傍の谷川に捨てけり。……
※『東照宮御実紀附録』巻十
以上、関ヶ原合戦における米津清右衛門正勝と小栗又一忠政の武功争いを紹介しました。
勝負はドローと言えますが、又一の方が首級の質と言い、思慮深さと言い一枚上手。ここは又一の判定勝ちと言ったところでしょうか。
使番は使番、それぞれの使命を果たすことこそ何よりの武功。皆それぞれに助け合ってこそ戦さに勝てる強い組織は作れるものです。
徳川家臣団には他にもたくさん個性的な武将たちがいますから、また改めて紹介したいと思います。
※参考文献:
『徳川実紀 第壹編』国立国会図書館デジタルコレクション日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan