スーパーマリオのゲームをプレイすることでうつ病の症状を軽減させる効果 (2/4ページ)

カラパイア

この心のトラブルに見舞われると、悲しさや虚しさが消えなかったり、絶望に苛まれたり、あるいはそれまでは楽しかったはずのことがそう思えなくなってきたりする。

 だがうつ病は、認知機能の障害も伴う。例えば、いつも物事を否定的に考えたり、正しい判断が下せず、集中力が欠け、何をどうすうるべきか自分で決められなくなったりする。

 そして厄介なことに、こうした認知機能の障害は、情動の問題が治ったあとも続きがちだ。

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photo by Unsplash・スーパーマリオがうつ病患者を救ってくれる
 今回の研究では、うつ病患者に6週間ほど、任天堂より2017年10月27日に発売されたNintendo Switch用アクションゲーム『スーパーマリオ オデッセイ』をプレイしてもらい、それがうつ病で低下した機能を改善してくれるかどうか調べられた。

 このゲームでは、マリオを上手に操って、3Dで複雑に作られた世界を冒険しなければならない。

 それは脳で記憶を司る「海馬」の力が必要になる作業だ。そのため海馬の力が物を言う記憶機能、とりわけ「空間視覚記憶」(物と物の位置関係などについての記憶)に改善効果があるのではと考えられた。

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