薩摩藩vsイギリス「薩英戦争」実は善戦していた薩摩藩!そのうえイギリスとも仲良しに (2/4ページ)

Japaaan

イギリス艦隊と薩摩砲台の戦闘(Wikipediaより)

この戦闘はおよそ二日間続きます。薩摩藩の砲台は旧式だったため、最新式のイギリス軍艦には勝てず敗北。イギリスが勝利を収めました。

以上が薩英戦争のいきさつですが、これまでは薩摩藩がボロ負けしたというイメージが一般的でした。しかし最近では、意外とイギリスに対して善戦したことが分かっています。

善戦できた二つの理由

薩英戦争で、薩摩藩は一方的にやられたわけではありません。そもそも薩摩藩の死傷者は19人で、イギリス軍は63人と大きな差があります(イギリスの死傷者数については諸説あり)。

ではなぜ、イギリスはこれほどの大損害を受けたのでしょうか。

その大きな理由は二つあります。ひとつは、当時の天候が大嵐だったことです。

実は薩英戦争が始まったその日は、鹿児島湾に強風が吹き付けていました。よって荒波の中での戦闘となり、イギリス軍艦は照準がうまく定まらなかったのです。

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