大バカのまた大バカだ!散々に罵倒された藤原顕光(宮川一朗太)は本当に無能だったのか?【光る君へ】 (2/4ページ)
「至愚之又至愚也」
※藤原実資『小右記』長和5年(1016年)1月27日条
【意訳】(顕光め、ここ一番でやらかしおって、)大バカのまた大バカだ!
子供じみた繰り返し表現に、怒りのほどが伝わってくるようです。
また、道長のおじである藤原実資は、顕光をこのように評しました。
「左相国、五品より始めて丞相に至るまで、万人嘲弄、已に休慰なし」
※藤原実資『小右記』寛仁元年11月18日条
【意訳】左相国(左大臣。顕光)の無能ぶりについて、下は五位から上は丞相に至るまで、嘲り笑わぬ者はいなかった。笑い疲れて休む暇がないほどである。
うーん、実に散々な評価ぶり。普通これほどの無能者であれば、たちまち更迭されてしまいそうなものです。
しかし彼は政治の中枢に残り続けました。なぜなのでしょうか。