毎日の大敵!「めんどくさい」から自由になる秘訣 (1/2ページ)

新刊JP

毎日の大敵!「めんどくさい」から自由になる秘訣(*画像はイメージです)
毎日の大敵!「めんどくさい」から自由になる秘訣(*画像はイメージです)

「めんどくさい」は人生の大敵。
この感情さえなければ、私たちは怠けたりサボったりせずにいられる。ダイエットはリバウンドすることなく成功し、仕事は前倒しに片付けることができ、忙しい中でも自由な時間を捻出することができる。

しかし、「めんどくさい」は人間の背負った業のようなもので、ほとんどの人はこの感情に負けてしまう。どうにかすることはできないのだろうか?

◾️人類の大敵「めんどくさい」の正体

そもそも「めんどくさい」という感情の正体はなんなのだろう。それを解き明かしているのが『「めんどくさい」が消える脳の使い方』(菅原洋平著、ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)である。

めんどくさい感情は、無駄にエネルギーが使われたり、使えるエネルギーが少なかったりするときに出現します。(中略)脳の立場からもう少し正確に表現してみると、それは、今の状況や未来の姿が「わからない」ということです。(P 29より)

本書によると、脳が使えるエネルギーのうち、自ら意識して行動や思考したりするときに使えるエネルギーは全体のわずか5%。残りの95%はこれから起こることを予測して備えたり、記憶を固定したりあるいは消去したりといった「無意識」の活動に使われている。

そもそも、意識して使える脳のエネルギーが限られている。もっとたくさんのエネルギーが使えるのならば「めんどくさい」という感情が生まれることは少ないはずだ。

◾️「めんどくさい」を回避するために知るべき脳の特性

先述のように、脳のエネルギーが無駄に使われたり、使えるエネルギーが少ない時に「めんどくさい」感情が出現する。そして使える脳のエネルギーは限られている。

ではどんな時に脳のエネルギーは「無駄」に使われるのだろうか。一つは「初めて」の場合である。初めて会う人、初めて行く場所、初めて着る服、などなど、「初めて」のものは、その先がどうなるか、脳は過去の記憶から予想ができない。「わからない」が脳を消耗させてしまうのだ。

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