虫けらはお前だ!唸る鉄拳に父の高笑い…大河ドラマ「光る君へ」2月4日放送の重要トピックを振り返り! (6/7ページ)

Japaaan

和歌にたけており、兼家との日々を『蜻蛉日記(かげろうにっき)』として残した、才色兼備の女性。まひろ(紫式部)も幼いころから、『蜻蛉日記』を読みこんでいる。

道長の異母兄 藤原 道綱(ふじわらのみちつな)
上地 雄輔(かみじ・ゆうすけ)
道長の異腹の兄。知性豊かな母を持つが、本人は一向に才に恵まれず、父の兼家からは、嫡妻の息子たちより格段に軽く扱われている。性格は明るくお人よしで、憎めないところもある。

……ちなみに実際の寧子はこんな丁重?には扱われておらず、たまにアプローチがあっても素直に喜べない複雑な心情が『蜻蛉日記』に記されています。

本作設定では、まひろが『蜻蛉日記』愛読者という設定ですが、当時の人々が自分日記を出版する≒広く公開する習慣があったのでしょうか。

死後に知られるならともかく、生きている内にそんなものが出回ったら、恥ずかしすぎて死んでしまうかも知れませんね。

そして残念な子・藤原道綱……藤原実資は「一文不通(文章の一つも書けない物知らず)」「いい歳をして、自分の名前しか漢字を読み書きできない」など酷評していました。

母・寧子から見ても「おっとりして、大人しすぎる」など意欲の低さを案じているほどです。

ただ弓は達者で、宮中で催された弓術大会で道長チームを相手に引き分ける貢献をしました。

また、和泉式部などは和歌のやりとりを通じて「あはれを知る人」と決して悪くない評価です。

これからどんな活躍を見せてくれるのか、応援したくなりますね!

懐妊した藤原忯子。
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