奈良・明日香村にある謎の石造物!その名も「マラ石」とは?正体不明の陽石のことを考えた (2/6ページ)

Japaaan

「高松塚周辺地区」「石舞台地区」「甘樫丘地区」「祝戸地区」「キトラ古墳周辺地区」の5地区からなり、それぞれの特色を生かした公園づくりが行われています。

その中で、蘇我馬子の墓と言われる石舞台古墳がある石舞台地区の一画にある「祝戸地区」に、今回紹介する石造物「マラ石」があるのです。

「マラ石」と同じ地区にある「石舞台古墳」(撮影:高野晃彰)

「マラ石」と同じ地区にある「石舞台古墳」(撮影:高野晃彰)

この石造物の名前の「マラ」とは、もちろん男性器すなわち陰茎のこと。「マラ石」は、男性器を象った石である陽石で、女性器を象った陰石とあわせて、陰陽石と称し、一般には豊穣や多産などの象徴として神聖なものとされているのです。

奈良県には、数多くの陰陽石があります。飛鳥地方では、奇祭「おんだ祭り」で有名な飛鳥坐神社(あすかにいますじんじゃ)の境内に林立する陽石が有名です。

「飛鳥坐神社」の陰陽石(撮影:高野晃彰)

「飛鳥坐神社」の陰陽石(撮影:高野晃彰)

また、奈良市の春日大社の摂社・水谷神社(みずやじんじゃ)の社殿前にある陰石などが知られています。

「奈良・明日香村にある謎の石造物!その名も「マラ石」とは?正体不明の陽石のことを考えた」のページです。デイリーニュースオンラインは、マラ石明日香村信仰古代カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る