奈良・明日香村にある謎の石造物!その名も「マラ石」とは?正体不明の陽石のことを考えた (4/6ページ)

Japaaan

「マラ石」の説明版(撮影:高野晃彰)

「マラ石」の説明版(撮影:高野晃彰)

そして説明版には、「対岸の丘陵をフグリ山と呼びマラ石と一対のものと考える説もある」とも記されています。フグリ山のフグリは、もちろん陰嚢(いんのう)のことです。となると、飛鳥川を挟んで、陰茎と陰嚢が向かい合っている。なんとも不可解な位置関係ではないでしょうか。

「フグリ山」に連なる「ミハ山」(撮影:高野晃彰)

「フグリ山」に連なる「ミハ山」(撮影:高野晃彰)

また、フグリ山を明日香の神奈備山である「ミハ山」に見立て、その山中にある磐座を陰石とし、そのセットに「マラ石」をあてる説もあります。神奈備とは「神のいます辺」という意味で神聖な場所です。磐座は神が降り立つ巨石ですので、神聖であるに違いません。しかし、現地でその磐座を見る限り、やはり陰石と見なすのは無理があるようです。

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