企業の最前線で活躍する講師による、高度人材育成講習会「第2回サイバーセキュリティ演習」を開催しました (1/5ページ)

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独立行政法人国立高等専門学校機構のプレスリリース画像
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 木更津工業高等専門学校(千葉県木更津市 校長:山﨑誠 以下「木更津高専」)は、1月13日(土)、14日(日)の2日間、全国の高専生を対象とした高度人材育成講習会「サイバーセキュリティ演習」を、8月に引き続き、オンラインで開催しました。

■「サイバーセキュリティ演習」について

 本講習は、ネットワンシステムズ株式会社のセキュリティ関連部署の技術者が講師となって、セキュリティ分野に興味をもつ学生16名を対象に、オンラインの講義と演習形式で講習を行うものです。1日目は公開サーバに対する様々な攻撃手法について、2日目はWebアプリケーショ ンに対する様々な攻撃手法についての講習が行われました。
 最初に、「サイバーセキュリティの最新の動向について」の講義を受けることで世界に対する視野を広げ、サイバー攻撃とは何かということを考え、理解し、どのように対応すればよいかということを学びました。その後の演習では、現実世界を模した公開サーバに対する攻撃、つまり調査、侵入、スパイ活動、痕跡の消去といった一連の流れを、座学と実践演習を通して体感しました。攻撃を知ることで防御を知るというオフェンシブセキュリティの考え方により、高いレベルの防御方法の習得を目指したものです。
 2日目のWebアプリケーションに対する攻撃手法の実践演習では、基本的な攻撃手法とその防御方法を座学にて学んだ後に、実際に攻撃を仕掛けシステムに侵入することを経験しました。数多くの攻撃パターンを学ぶことができる演習が提供されており、深さだけでなく、視点を180度切り替えてものを見る、柔軟性の重要性をも学ぶことができる内容となっており、受講学生はかなりの手ごたえとやりがい、大きな壁、を実戦さながらに感じることができたようです。
 この分野の先端技術者の方々から講義を受けることができ、参加者にとって貴重な学習の機会になりました。

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