カッパドキアの岩窟村「ウチヒサール城」の謎 (3/5ページ)
だが、この場所はそれよりも遥かに古い時代のものだという証拠があり、実際多くの学者が、青銅器時代のヒッタイト時代(紀元前1600年頃から紀元前1178年頃)から住人がいた可能性がある、と言っている。
何世紀も時がたち、文明が替わると、新たな征服者たちはこの城の防衛上の可能性に気づいた。だが、ここで大きな戦闘や籠城戦があったのかどうかはわかっていない。
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「妖精の煙突」を削ってできた家。カッパドキアの魅力的な風景 / image credit:иколай Максимович / CC BY 3.0 / WIKI commons・カッパドキアの一大観光名所に
現在、ウチヒサールはこの地域のもっとも人気の観光名所になっているが、ずっとそうだったわけではない。
何十年もの間、ここは注目されるのことのない、人里離れたただの古い村だった。しかし最近になって、多くの人がその独特な魅力に気づくようになった。
広く知られるようになったのは、2000年になってからのことだ。
エヴリン・コップというドイツ人女性が、村の古い家を購入し、たちまちここの魅力にとりつかれた。コップはのちに『Uchisar Unfolding: The Many Faces of a Cappadocian Village』という本を出版し、これがベストセラーになって、村のことが世間に紹介されることになった。