アルキメデスの「熱光線」は本当に敵船に火災を起こしたのか?12歳の少年が検証 (3/5ページ)
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この実験では、空が曇ったため最終的に炎上させるにはいたらなかったが、研究チームは、気象条件さえよければ、アルキメデスの熱光線は効果があるだろうと結論している。
ただしこうした実験からは、シラクサの海が東側にあることから熱光線を使用できるのが朝に限られる点や、距離を考えると火矢やカタパルトなどを利用した方が有効だろうことも明らかになっている。・12歳の若き科学者が古代の光学兵器を再現
そうしたわけで、アルキメデスの熱光線が実在したのかどうか現在も確かなことは不明なままだ。
この論争を解決するために、12歳のブレンデン・セーナーくんは、凹面鏡とLED卓上ライトで、古代の光学兵器の小型版を作成し、それが古代の戦場で有効だったろうことを実証している。
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セーナーくんの作った小型版の装置 / image credit:csfjournal
その実験では、鏡で50ワットの熱を反射し、敵戦のかわりとなる厚紙に当てている。すると鏡3枚までなら1枚ごとに約2度、4枚目では8度も温度が跳ね上がることが確認された。