「見知らぬ幼児に突然、足にしがみつかれた私。すぐに母親が引き離しに来たけれど...」(埼玉県・50代男性) (1/3ページ)
シリーズ読者投稿~あの時、あなたに出会えなければ~ 投稿者:Fさん(埼玉県・50代男性)
離婚をしたFさんは、元妻やその両親によって愛する子供と引き離されそうになった。
途方に暮れて、かつて子供たちを連れて行った遊園地で佇んでいると、知らない幼児が足にしがみついてきて......。

<Fさんの体験談>
20年前、私は離婚をしました。原因は「2人とも若かった」というものだと思います。結婚して間もなく子供ができ、ラブラブな夢物語から現実を知りました。
専業主婦に憧れていた元妻は、夢と現実のギャップと、子育てに追われる日々に疲弊。一方の私は昼に働くだけでなく、生活費を稼ぐために夜もバイトする日々。2人とも頑張ったのですが、結婚6年に離婚を切り出されました。
「養育費さえ送ってくれれば」それから紆余曲折あり、離婚に合意する事となりました。元妻の両親は
「若いのだからいちからやり直せばいいじゃない」「養育費さえ送ってくれれば、子供たちの事は忘れて別の人生を歩んだら?」
と、優しい笑顔で悪魔のような言葉を私に言いました。私と子供たちを引き離すつもりだ、と確信しました。
私は子供たちを心底愛していましたし、面倒もみました。子煩悩を絵に描いたような父親だったと自負しています。元妻の不満の原因の一つに、私が元妻より子供たちとの生活を優先したこともあったのです。疲弊していく元妻を支えられず子供たちとの生活に逃げたのかもしれないと、そのことについては申し訳なかったという気持ちです。
とにかく、子供たちと離れ離れにさせられそうになってどうしてよいかわからず、私は子供たちをよく連れて行った遊園地に一人で行きました。