2人に1人が「睡眠改善難民」。医師がすすめる快眠のコツとは? (1/4ページ)

マイナビウーマン

2人に1人が「睡眠改善難民」。医師がすすめる快眠のコツとは?
2人に1人が「睡眠改善難民」。医師がすすめる快眠のコツとは?

オーストラリア発祥で「コアラマットレス」を展開するコアラスリープジャパンは、2024年3月15日の「世界睡眠デー」、3月18日の「春の睡眠の日」に合わせて「日本人の睡眠状況」について調査しました。

また、今回の調査結果について、日本医師会、日本睡眠学会所属する坪田聡先生に解説してもらい、日頃実践できる睡眠方法について教示してもらっています。

■平日の睡眠平均時間は「6.86時間」、休日「8.07時間」

平日と休日における睡眠時間について調査した結果、平日の平均睡眠時間は「6.86時間」、休日の平均睡眠時間は「8.07時間」となりました。

■日本人のソーシャルジェットラグ、平均は「約1時間」

さらに、日本人のソーシャルジェットラグ(平日と休日の就寝・起床時刻のずれ)について調査したところ、約1時間という結果に。また、ソーシャルジェットラグにおいて1時間30分以上の人は全体の23.9%、世代別では、20代は42.1%、30代は28.8%が1時間30分以上のソーシャルジェットラグがあることがわかりました。

◇<坪田先生コメント>

平日と休日の睡眠時間の差が2時間以上ある方は「睡眠負債」に陥っている可能性も 寝溜めはできない……起床して17時間後には「二日酔いレベル」の脳の働きに。 平日と休日の睡眠時間の差が、2時間以上ある方は「睡眠負債」いわゆる「睡眠不足」に陥っている可能性が高いといえます。

また、 平日と休日の睡眠時間の差 が3時間以上ある方は、日頃の睡眠時間が1時間少ない状態が続いていると指摘する専門家もいます。さらに、遅い時間に就寝し、遅い時間に起床すると「体内時計」が狂い始め、ソーシャルジェットラグという「時差ボケ」のような状態が脳内で発生している可能性があります。

寝溜めという言葉がありますが、人体の構造上、睡眠を貯蓄することは残念ながらできません。眠気を減らすことが睡眠と言われ、睡眠負債(睡眠不足)を減らすことが睡眠の役割となります。

睡眠は、スマートフォンや携帯の充電のような役割となります。

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