【長野高専】AT機器開発体験ワークショップ「つなが~る」を開催しました (1/4ページ)

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独立行政法人国立高等専門学校機構のプレスリリース画像
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 長野工業高等専門学校(長野県長野市 校長:江﨑尚和 以下「長野高専」)は、令和6年3月2日(土)に、「つなが~る(※1)」の製作を行なうAT(Assistive Technology:支援技術)機器開発体験ワークショップを開催しました。

 今回のワークショップは、市販のスイッチをキーボードに変換する機器「つなが~る」の製作を行いました。「つなが~る」は医療現場で働く作業療法士の方の要望を受けて開発した機器で、今回が初めてのワークショップでした。当日は県内外から教育・医療・福祉関係者9組13名の参加がありました。
 参加者からは、「支援につながる技術を学ぶことができた」「初心者でもわかりやすかった」と好意的なご意見をいただくとともに、「肢体不自由の患者様とPCゲームやiPadの操作をしたい」「わずかな母指の動きが可能なCVA(脳梗塞)患者とのコミュニケーションツールとして使いたい」等、製作した機器の具体的な使い道が挙げられました。
 次年度以降はAT&D Lab.(エーティアンドディラボ:https://atdlab.jp/)として活動を続けてまいります。 

※1 つなが~る
 「つなが〜る」は、市販のスイッチや自作のスイッチを接続して、スイッチ操作をUSBキーボードの各種キーや、マウスの右クリック、左クリックに変換してパソコンを操作できるようにする機器です。普段使い慣れたスイッチを接続して、パソコンを自由に操作することができます。最大で11個のスイッチを接続することができます。

※2 GEAR5.0プロジェクト
 GEAR5.0は、国立高専機構及び国立高専が「Society5.0未来技術人財」育成事業の一環として令和2年度から取り組んでいる事業です。現在、「マテリアル」「介護・医工」「防災・減災・防疫」「農林水産」「エネルギー・環境分野」の5分野が対象となっております。

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