5,300年前のミイラ「アイスマン」のタトゥーは現代的な技術を使って彫られていたことが判明 (2/4ページ)
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タトゥーアーティストのモコヌイアランギ・スミス氏が、イノシシの牙の櫛を使ってダニー・ライデン氏の太腿にタトゥーを入れているところ。「ハンド・タッピング」というこのやり方は、柄が斜めについた鋭利な道具を第二の道具を使って皮膚に打ち込む。こうしたタトゥー技術は、アウストロネシア語族との関係が深く、環太平洋南部と東南アジア内陸部の狭い地域に限定されている / image credit: European Journal of Archaeology (2024)。DOI: 10.1017/eaa.2024.5・研究者が自分の体にタトゥーを彫る実験を行う
研究チームは、タトゥーアーティストの協力を得て実験を行った。これら4つのテクニックを使って、エッツィのタトゥーに似た模様を実際に自分の皮膚に彫ってみたのだ。
傷が癒えてから、タトゥーのクローズアップを撮影して、エッツィのものと比較してみた。
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Mystery Of Otzi the Iceman's Tattoos Finally Solved By Scientists・道具を使って手彫りでタトゥーを入れていたことが判明
手を使って先端が尖った道具で突く方法で入れたタトゥーが、もっともエッツィのものと似ていることがわかり、エッツィも5000年以上前にこのやり方で彫られた可能性がもっとも高いと判断された。
この方法は現代の「手彫り」と呼ばれる手法とほぼ同様で、道具の先端を錐のように尖らせて着色インクに浸す。その先端を皮膚に差し込み、インクを注入する。道具を取り除くと、インクは皮膚にそのまま残る。