「余計なお世話かも...」と、つい悩んでしまうあなたへ。役立つ《気づかい》のヒント。 (2/4ページ)

東京バーゲンマニア

結果的には、あなたがした行為が、相手には「おせっかい」「不要」と映ったとしても、それは「経験」という成長機会を、1つ収穫しただけなのです。

誰も見ていなくてもやる

一つひとつの気づかいはさりげないものですが、積み重ねていくと、人から信頼され、チャンスや運が舞い込んでくるといいます。

たとえば、採用面接の場面。最終面接が近くなると、応募者の能力の差はほとんどなく、「なんとなくこっちかな」という言葉にできない要素が決め手になることもあるそうです。朝一番の面接で「朝早くからありがとうございます」と挨拶をした、他の人が出るまでドアを押さえていた......など、そこにはちょっとした「気づかいの差」があったのかもしれません。

そんなふうに「自分の心の壁」を越える考え方の1つが、「見返りを求めるクセを取り除く」です。席を立つときにデスクにイスを戻す、会議室を出るときにテーブルに飲みものの水滴が残っていないか確認する......というちょっとしたことを、誰も見ていないところでしているでしょうか。

自分で自分にルールを課して、一度決めたらやり抜く。誰も見ていなくてもやる。そういう行動を続けていき、自分でも当たり前になった頃に、誰かが見てくれているものです。

やったところで気づかれないかもしれない、絶妙な場面ですよね。いいことをしたら感謝されたいものですが、相手の反応を期待している時点で、それは本物の気づかいではないのかもしれません。

嬉しい気づかいの共通点

企業研修講師として2万人を指導してきた著者によると、多くの人が「嬉しい」と感じる気づかいの共通点は、「ストレスから解放してくれる」ことだといいます。

人がストレスを感じる瞬間を、「何かを決めないといけないとき」「急に何かを振られるとき」「正論を押し付けられるとき」「自分のスペースに踏み込まれるとき」「孤独を感じるとき」として、これらのストレスをなくす気づかいのコツが紹介されています。

たとえば、孤独のストレスから解放する気づかいは、「記憶」です。

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