虚構だ!『源氏物語』を読んではならぬ…煩悩の嘘を書いた罪で、紫式部は地獄に堕ちてしまった?【後編】 (1/4ページ)

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虚構だ!『源氏物語』を読んではならぬ…煩悩の嘘を書いた罪で、紫式部は地獄に堕ちてしまった?【後編】

2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」の主人公で、吉高由里子さん演じる紫式部が書いた「源氏物語」。2000年以上、多くの人々に読み継がれ、さまざまな人が独自の解釈をして映画・ドラマ・小説・漫画などでいろいろな作品で表現してきました。

日本最古の長編小説『源氏物語』ですが、煩悩の産物でけしからん!といわれ、それを生み出した紫式部は「架空の話で人々を惑わせた罪で地獄に堕ちた」……という考えが生まれたのです。

想像から生まれた物語は嘘と同じという考え

眠る紫式部(菊池容斎『前賢故実』江戸末期から明治初期の作)wikipedia

【前編】では、平安時代は「嘘はいけない」という仏教の教えがあり、想像の世界から生み出された文学は「嘘」として解釈されたため、「源氏物語」は煩悩から生み出された想像の産物で、虚構の物語を紡ぎ人々を夢中にさせた紫式部は堕落した人間で地獄に堕ちたという考えが生まれた……ということをご紹介しました。

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