うれしいニュース!ベルギーで500年ぶりに野生のオジロワシのヒナが誕生 (3/4ページ)
ヨーロッパでは20世紀、農薬の使用増加により、その数が激減したオジロワシだが、現在では害を及ぼす農薬の使用は禁止されている。
さらに各国で再導入プログラムが実施され、ドイツでは1990年に確認されたつがいは160組だったが、2010年には700組にまで増加しているそうだ。
約6000年前からヨーロッパにおいて象徴的な存在であったオジロワシは、その骨が人間の遺骨とともに儀式的に埋葬されていたことで知られている。
また、紋章やピクト人の彫刻などにもその姿が見られ、ネアンデルタール人によって刻まれた切り込みがある爪も発見されている。・北海道にも渡って来る巨大な猛禽
オジロワシとは、翼を広げると2m以上になるビッグサイズの猛禽類である。冬になると繁殖のために渡りを行い、日本の北海道や東北北部などでも姿が見られることがある。
北海道全体で越冬する数は約1,700羽でそのうちつがいは約140組だそう。中には渡りをせずに、年間を通して北海道で過ごす個体もいるようだ。
知床半島の羅臼沖で撮影されたオジロワシ。
[画像を見る]
image credit:photoAC
文字通り尾が白いことから「オジロワシ」と名付けられたそうだが、鮮やかな黄色のクチバシも特徴的だ。
さらに各国で再導入プログラムが実施され、ドイツでは1990年に確認されたつがいは160組だったが、2010年には700組にまで増加しているそうだ。
約6000年前からヨーロッパにおいて象徴的な存在であったオジロワシは、その骨が人間の遺骨とともに儀式的に埋葬されていたことで知られている。
また、紋章やピクト人の彫刻などにもその姿が見られ、ネアンデルタール人によって刻まれた切り込みがある爪も発見されている。・北海道にも渡って来る巨大な猛禽
オジロワシとは、翼を広げると2m以上になるビッグサイズの猛禽類である。冬になると繁殖のために渡りを行い、日本の北海道や東北北部などでも姿が見られることがある。
北海道全体で越冬する数は約1,700羽でそのうちつがいは約140組だそう。中には渡りをせずに、年間を通して北海道で過ごす個体もいるようだ。
知床半島の羅臼沖で撮影されたオジロワシ。
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文字通り尾が白いことから「オジロワシ」と名付けられたそうだが、鮮やかな黄色のクチバシも特徴的だ。