痛烈批判あれば大絶賛も…紫式部は、清少納言・和泉式部・赤染衛門をどう評価したのか?【後編】 (5/5ページ)
また彼女は、夫・大江匡衡と、息子・挙周らを献身的に支えた良妻賢母としても知られます。その一方で、結婚前に恋人関係にあった匡衡の従兄弟・為基とも歌のやりとりを続けてもいました。
和泉式部といい赤染衛門といい、当時の女房たちの間には、男女関係についてはある種の大らかさのようなものがあったのでしょう。
紫式部や、【前編】で紹介した清少納言もまた、そうした男女関係と決して無縁ではいられませんでした。そうした空気感の中で、女性たちによる「平安文学」は生み出されていったのです。
参考資料:
歴史探求楽会・編『源氏物語と紫式部 ドラマが10倍楽しくなる本』(プレジデント社・2023年)
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