中国で発見された100万年前の謎多き頭蓋骨はドラゴンマン(竜人)と現生人類の共通先祖か? (1/4ページ)
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中国湖北省で発掘された100万年前の頭蓋骨は、我々「ホモ・サピエンス」と謎めいた「ドラゴンマン(竜人)」の最終共通祖先に近いグループであることがわかったそうだ。
その頭蓋骨は「鄖県人(うんけんじん)」と呼ばれるもので、これまでたった3点しか発見されていないことから、謎の多い旧人類である。
今回、中国科学院古脊椎動物古人類研究所をはじめとするグループは、その頭蓋骨をもとに最初の形状を復元し、ホモ属各種のものと比較した。
その結果、鄖県人は、形態学的にも年代的にも、現生人類とドラゴンマンとの最終共通祖先に非常に近いグループであることがわかったという。
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1989年と1990年、中国湖北省の鄖陽区(うんようく)で100万年前の人類の頭蓋骨が発掘された。
「鄖県人(うんけんじん/郧县人)」と呼ばれるこの未知の人類の頭蓋骨は、ホモ・エレクトスにもホモ・サピエンスにも似ていた。
2022年、3つ目の頭蓋骨が発見されたが、数が少ないことに変わりはなく、その正体はいまだはっきりしない。
だが今回の研究によれば、鄖県人は我々「ホモ・サピエンス」と絶滅した旧人類「ドラゴンマン(竜人)」の最終共通祖先に近いグループかもしれないという。
ドラゴンマンは、正式には「ホモ・ロンギ(Homo longi)というホモ属(ヒト属)の仲間だ。竜人という意味だが、竜のような姿をしているわけではなく、黒竜江省竜江で14万6000年前の頭蓋骨が発掘されたことにちなむ名称だ。