福岡三大うどんチェーンの一角「ウエスト」ついにカップ麺化! やわらか麺×ごぼう天うどんの再現度やいかに (2/3ページ)
ごぼう天・わかめがカップを埋め尽くす
フタを開けると、麺や粉末の他に、細かいごぼう天、ネギ、そしてわかめが入っていました。
ごぼう天が入っているのが売りの商品ですが、わかめも特徴のようです。
麺量は65グラムで、標準的な普通盛の量。
カップうどんやタテ型カップの商品では油揚げ麺が一般的ですが、今回の商品はノンフライ麺が用いられており、本格志向がうかがえます。

お湯を入れると上部をごぼう天とわかめが埋め尽くし、かなり具だくさんです。
湯気からは魚介の香ばしい風味が漂っています。
色が薄くてあっさり、だけど味は薄くない
つゆは、鰹、鯖、いりこだしを用いた魚介中心のつゆ。
色が薄くてあっさりはしていますが、決して薄味ではありません。
薄口醤油なので醤油の香りがおとなしく、魚介の風味が強く感じられます。
だしの主体は鰹と鯖のようですが、博多うどんらしくいりこだしが目立っているように感じました。後味に昆布の甘みやほのかに牛の風味も感じられ、いりこの硬派なだしの旨みと、昆布や牛のやさしい甘みが両立しています。
だしがかなり濃いため、輪郭がハッキリした味で、醤油強めのつゆに慣れている東日本の人にとっても食べやすいのではないでしょうか。