教科書からすでに「士農工商」は削除!実は身分制度・身分序列を表す言葉ではなかった【後編】 (1/3ページ)

Japaaan

教科書からすでに「士農工商」は削除!実は身分制度・身分序列を表す言葉ではなかった【後編】

「士農工商」=「すべての人々」

【前編】では、士農工商という言葉が歴史的に見てもタテの「階級」を示すものではなく、単なる職業の区別を示すものだという考え方を説明しました。

教科書からすでに「士農工商」は削除!実は身分制度・身分序列を表す言葉ではなかった【前編】

また江戸時代の身分制度も、士農工商の分類とはほぼ無関係でした。

では、江戸時代以前は士農工商という言葉はどういう意味で使われていたのかというと、「すべての人々」という意味です。「老若男女」という言葉のニュアンスと近いかも知れません。

ただ、人々は当時の産業構造上、何らかの形で農業に従事していました。よって兵農分離が進む過程で、しだいに百姓が農民と同義になっていったのです。

日本刀。豊臣秀吉の「刀狩り」によって兵農分離は進んでいった

「工商」は職人と商人ですが、二つの身分間に差異はありません。

「教科書からすでに「士農工商」は削除!実は身分制度・身分序列を表す言葉ではなかった【後編】」のページです。デイリーニュースオンラインは、身分制度士農工商古代日本江戸時代カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る