親友か平安時代のBLか? 安倍晴明と深い仲だった笛の名手・源博雅が持つ不思議な能力【後編】 (4/4ページ)

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そこで、浄蔵という名人が、朱雀門まで出向き笛を吹いたところ楼上から「やはりその笛は銘品であるな」との声が聞こえてきました。その声は朱雀門の鬼で、実は笛は鬼のものだったということが分かりました。

この笛は「葉二(はふたつ)」と名付けられ、天下の名笛として藤原道長に伝わり御物となり、藤原頼道平等院を造営した際に経蔵に収めたそうです。

日が落ちると漆黒の闇に包まれる平安時代。

人々に恐れている存在だった鬼が、実は風流を好み弦楽の達人で、人だろうが鬼だろう「美しい曲を奏でる相手」には臆することもなく魅せられていく源博雅。

そんな博雅の才能やおおらかな人柄に鬼も、そして晴明も魅せられたのかも……と想像できるような、エピソードでした。

名器「玄象」を奏でる順徳天皇(中殿御会図) 出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/)

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