シベリアの永久凍土で発見された4万4000年前のオオカミの解剖が行われる (2/3ページ)
そうした細菌は、ある意味で大昔からやってきた証人です(ノースウェスト国立医科大学 アルテミー・ゴンチャロフ氏) そうした古代の微生物たちからは、現代の医療やバイオテクノロジーにも利用できる生物活性物質が見つかる可能性もあるという。
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歯の分析からオオカミはオスであることが判明/Image credit: North-Eastern Federal University・永久凍土から発見される古代の動物たち
シベリアの永久凍土では、ホラアナライオンの子供やホラアナグマのミイラなど珍しい動物が続々と発見されており、冷凍状態にあったために非常に保存状態が良い個体が多い。
こうした動物の解剖は、かつてこの地域に生息していた大昔の生物をテーマとした研究プロジェクトの一環で、ほかにも古代のノウサギ・馬・完新世のクマなどが調査されてきた。
研究チームは今後、このオオカミの遺伝子を解析し、古代種と現生種も含め、この地域に生息していたほかのオオカミとの関係を探っていくとのこと。
直近では、2023年にシベリア北東部のニジネコリムスク(Nizhnekolymsk)地方で発見されたまた別の古代のオオカミを調べる予定であるそうだ。