足が麻痺して走れない仲間のため、目の前にボールを運んで楽しませようとするやさしい犬 (1/4ページ)
[画像を見る]
後ろ足が麻痺して動けない同居犬のために、一緒にボール遊びができるよう、気配りを見せる犬がアメリカで話題になっている。
ミシシッピ州の路上に捨てられていたコナという名前の犬は、後ろ足が麻痺していて、自分の体重を支えられなかった。もちろんボールを追いかけて遊ぶなど夢のまた夢だ。
だが先月、とある家族に引き取られてから、コナの犬生は劇的に変わった。先住犬たちとも仲良くなって、幸せな犬生を送るようになったコナ。
中でもモーティという先住犬は、つきっきりでコナを見守ってくれるだけでなく、コナが一緒にボールで遊べるよう、気を配ってくれるのだ。
・ボロボロの状態で保護されたコナ
保護されたとき、コナは身体中がノミに覆われていて、足を引き摺っているだけではなく、ひどく弱って、お腹を空かせていた。
ボロボロの状態で、現地の保護団体「アルバート・ドッグ・ラウンジ」に保護されたコナ。この団体は障害を持っていたり老齢だったり、あるいは病に侵され、ホスピスを必要としたりする犬の保護を専門とするレスキュー団体だ。
保護されて以来7か月、後ろ足が麻痺した彼を引き取りたいという人は誰も現れなかった。・7か月後ついに犬好きな家族に迎えられる
しかし神はコナを見捨てなかったようだ。2024年6月、ウィスコンシン州に住む家族が、一目見ただけでコナと恋に落ち、彼を家に連れて帰ることに。
下はコナを引き取って2日目に撮影された映像だ。既にコナは自分に向けられたたっぷりの愛情を、全身で感じ取っているようだ。