アメリカのガソリンスタンドで100人規模の集団強盗、通報するも警察が駆け付けたのはなんと9時間後 (3/4ページ)

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・規模の把握に時間がかかったと警察が釈明
 一方、警察はこの対応について「規模を把握するのに時間がかかった」と説明。

 「最初に報告を聞いた限りでは、オンラインで報告できる”優先度2の窃盗”に分類されていた」という。だが後に判明した防犯カメラの証拠映像で「優先度が引き上げられた」という。
通報者(サムさん)は初めのうちオンライン犯罪報告に誘導されましたが、後のビデオ証拠で事件の規模と詳細が明らかになり、大量の容疑者がいることがわかりました。

そこでこの事件はすぐに”優先度1”とみなされ、現場に向かいました。現在は証拠を検証し、オーナーに直接協力しています(オークランド警察)

 警察は他のメディアのインタビューに、近くの空港で起きていた大規模事件にも対応していたため、手が回らなかったとも説明してるが、これだけの被害を9時間も放置とはあんまりな気もする。・凶悪犯罪に悩むオークランド
 この事件について、オークランド市議会議員のトレヴァ・リード氏はこう語る。
本当に動揺しています。このような大規模な強盗事件の発生に衝撃を受けました。店主が店を強化し、従業員の保護に取り組む地域で起きた壊滅的な事件でした

私たち議員は引き続き、公共の安全と対応の強化を求めて働きかけます。市長に対しても、私たちの地区の要求を優先するよう、うながしています
 オークランド市はここ数ヶ月、凶悪犯罪に悩まされている。2023年の犯罪も全体で18%増加、暴力犯罪は21%増加した。

 そこに含まれる殺人事件の数は、コロナのパンデミック前の2019年の78件に対し、昨年は126件に急増した。特に住宅強盗に至っては2024年の4月までに前年同期比118%と大幅に増えている。
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