ギリシャ、アンティキティラ島で2隻目の難破船が発見される (2/6ページ)
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アンティキティラ島近海を捜索するダイバーたち / image credit:Greek Ministry of Culture・高度なテクノロジーの活用で2隻目の難破船を発見
これまでのデータベースとグラフィック情報システム(GIS)を活用し、遠隔操作型探査機(ROV)で特定したエリアの作業を監視、スイスの高級時計メーカー「ウブロ」が開発した特殊スキャナーで回収された遺物の3Dモデルを作成した。
調査は200m離れたAとBというふたつの異なるエリアで行われ、実用的な陶器や輸送船の残骸を特定、記録し、選別したサンプルが回収された。
ここでも新たな閉回路混合ガス潜水装置によって、こうした作業手順の効率と安全性がより確実になった。
2×2mというゾーンを区切った限定干渉発掘法という新たな方法も導入して抽出した堆積物を分析、現場の正確な地層が明らかになり、この現場の複雑さとエリアAとBの異なる形成プロセスも明らかになった。
植物化石、樹脂、船のコーキング剤(水漏れを防ぐ充填剤)の分析から、難破船とその積み荷に関する知見も得られた。