父から息子に引き継がれる「男色」の歴史!足利将軍たちと絶世の美少年たちの関係【前編】 (2/4ページ)
3代将軍・足利義満が愛した能楽師・世阿弥
室町幕府の歴代将軍の中でも、広く知られている人物といえばアニメ・一休さんでも知られる3代将軍・足利義満ではないでしょうか。
南北朝合一を成し遂げ、現代では世界遺産の「金閣寺」の建立、武家文化と公家文化が融合した北山文化を栄えさせる……など、日本に大きな影響を及ぼした政策・文化を打ち立てたことでも有名です。
そんな歴史的な偉業とは別に、知る人ぞ知るのが「美少年好みの男色家」であったこと。
当時、足利義満は「能」という伝統文化を熱心に支援していました。特に目をかけていたのが「観阿弥・世阿弥」(かんあみ・ぜあみ)親子で、彼らは義満の庇護を受け今日まで伝わる能の源流を作り上げたのでした。