穴を掘って地下で暮らしていた白亜紀の恐竜を新たに特定 (2/4ページ)
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image credit:Jorge Gonzalez.・完全な化石が発見される理由は地下で暮らしていたからかも
またフォナ・ヘルゾガエが比較的小さな恐竜であるにもかかわらず、しばしば完全な化石がまとまって見つかるという事実も、彼らが地下で暮らしていたことに関係しているのかもしれない。
化石の発見地は当時、東は巨大な内海、西は渓谷や火山に挟まれた氾濫原(Mussentichit)だった。気温は温暖で、湿度が高く、川も流れていた。
こうした環境では、フォナ・ヘルゾガエのような小さな骨は化石になる前に、腐ったり散り散りになったりして失われてしまう。
ところが、フォナ・ヘルゾガエはよく完全な状態で発見されるのだ。
その多くはうつ伏せで、前足を広げた格好で死んでいる。もし巣穴の中で死んだのなら、こうした状態で化石になる可能性は高くなるだろう。
これほど多くのフォナ・ヘルゾガエが、同時に複数発見される理由として一番考えられるのは、彼らが少なくとも部分的には地下暮らしをしていた可能性でしょう(ノースカロライナ自然科学博物館 リンゼイ・ザンノ氏)
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3D プリントされたフォナ・ヘルゾガエの頭蓋骨模型 / image credit:Lindsay Zanno・恐竜はさまざまな環境に適応して暮らしていた可能性
なお穴掘りをしていたと考えられる恐竜は、フォナ・ヘルゾガエのほかにも見つかっている。