夜型の人は朝型の人より脳の認知能力が優れているとする研究結果 (1/4ページ)
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睡眠と脳の働きの関係を調べた新たな研究によれば、夜型の人は朝型の人よりも脳機能が優れており、高い認知パフォーマンスを発揮することがわかったという。
英インペリアル・カレッジ・ロンドンのチームによるこの研究は、UKバイオバンクの2万6000人以上分のデータを分析し、時間・パターン・質など、睡眠のさまざまな側面が認知パフォーマンスに与える影響を調べたものだ。
その結果は意外なもので、全体としてみると、夜型の人は朝方の人に比べて認知テストのスコアが高いことが判明した。
ただしどんな研究結果でも個人差というものは存在する。全員すべてがそうだというわけではないことに留意しよう。
・脳にとって一番良い睡眠時間
この研究でまず明らかになったのは、脳にとって一番いい睡眠時間は、一般的には7時間から9時間であるということだ。
記憶・推論・情報処理速度といった認知機能は、この睡眠時間で一番強力に発揮される。
それとは対照的に、7時間未満、あるいは9時間以上の睡眠は、そうした脳の働きに悪影響を及ぼしていたこともわかった。
ここまでは、これまでの睡眠の研究からも何度も指摘されてきた通りだ。
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photo by Unsplash・夜型のほうが認知パフォーマンスが高いことが判明
だが問題は朝型か夜型かでも、認知機能に影響がみられたことだ。
そして、しばしば勉強や仕事をするなら朝がいいと言われているが、意外だったのは、今回の研究では夜型の方が良好な認知パフォーマンスを示していることがわかったのだ。