見えない絆の残酷さ。「パパやらなくていい」の本当の意味【海のはじまり#3】 (4/4ページ)

マイナビウーマン

水季が亡くなったから誰かがいなくなるのを恐れている、というわけではなく、水季が生きていた頃から海は水季がいなくなることを恐れている描写がありました。何かここにも過去のトラウマがあるのでしょうか?

「水季の代わりにはなれないけど、一緒にいれる」と約束した夏は海の写真を撮るために「そこにいてね」と声をかけます。

それは前回、海が水季の遺影の前で夏にかけたのと同じ言葉。「そこにいてね」には、夏からの前回の言葉のお返しと、「これから一緒にいようね」の意味が込められているようにも感じられました。夏の中で「海がはじまった」瞬間なのでしょう。

■さまざまな母の形が描かれている

いろんな母の形と生き方が描かれているこのドラマ。シングルマザーの水季、中絶をした弥生、長い不妊治療の末、念願の子どもを授かった朱音、ワーママとして働く弥生の同僚、ステップファミリーの月岡家。血のつながりを求めた朱音と、血のつながりがなくとも母として生きたいと考える弥生。血のつながりはなくても、絆の固い月岡家。

疎外感といったワードも出ていましたが、今後どのような形で彼らが描かれていくのでしょうか。

■ランドセルの色の選び方も水季式

海のランドセルは自分で選んだと言っていました。ランドセルは子どもが選ぶもの、とはいえ、奇抜な色は避けたり、親好みの色に誘導したりする、といったこともランドセル選びの親あるある。これも水季は余計な口出しや誘導をせず、海の意思で好きな色を選ばせたのでしょう。

その色はブルー。自分の名前でもあり、水季の大好きな海の色である深い青を選んだのでしょうか。

海が始まった夏と、パパが少しだけ始まった海の関係がどう変わっていくのか。そして弥生は……。次回も楽しみに待ちましょう。

(やまとなでし子)

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