メキシコの歴史的ピラミッドが崩壊、不吉の前兆かと恐れられる (1/4ページ)
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異常気象によって、地球上の貴重な遺跡が危険にさらされている。メキシコにある石造りのピラミッドが崩壊したのはその最新の例だ。
2024年7月29日夜、ミチョアカン州にある高さ15mのピラミッドが容赦なく降り続く雨の影響で突然崩れ、南側の壁が瓦礫の山と化してしまったのだ。
気候変動は文化遺産にすら容赦なく襲い掛かってきている。
・容赦ない豪雨の影響でピラミッドが崩壊し瓦礫の山に
メキシコのミチョアカン州にあるこのイワツィオピラミッドは、かつてミチョアカン王国文明のもっとも保存状態の良い遺跡のひとつとされていた。
この地域にはほかにも、ピラミッド、塔、要塞、墓などほぼ原型をとどめている状態のいい考古学遺跡が多数ある。
1100年前にナトワル語を話す先住民が最初にこの地に定住し、のちにアステカ族が唯一征服できなかった民族、プルヘペチャ族の拠点となった。この文化は今日に至るまで栄えている。
この地域で損傷を受けたピラミッドは今のところこのひとつだけだが、メキシコ国立人類学歴史研究所(INAH)によると、外壁、コア部分、擁壁など少なくも6ヵ所が崩れているという。
原因はここ数週間の容赦なく降り続いた大雨のせいだ。