戦国時代、兵種別の部隊運用を可能とした「備(そなえ)」とは?その種類と意義について解説 (3/4ページ)
特に武勇に秀でた武将は「赤備(あかぞなえ)」と呼ばれた(Wikpediaより)
備は、敵に近い方から先備・中備・旗本備・脇備・後備・殿備などといい、整然と並べられました。
ただし、備の編成は大名家ごとに異なっており、必ずしも基本的な形式が決まっていたというわけではありません。
それでも、一般的な傾向として、実際の戦闘になったときのことを想定して編成されるのが普通でした。
江戸時代にも引き継がれる「旗本」と備たちこの当時の戦いは、鉄砲・弓・長鑓を用いる足軽同士の衝突から始まったので、鉄砲・弓・長鑓を持つ足軽が先備となり、前線に並びます。
そして先備の後方に中備がおかれ、備の中心には総大将である大名が統率する旗本備がおかれました。
旗本備はいわば本陣であり、大名に直属する家臣が旗本として警固することになります。