大河ドラマ「光る君へ」の物語にどう絡むのか?興福寺の僧侶・定澄(赤星昇一郎)と慶理(渡部龍平)とは何者? (1/3ページ)
興福寺別当
定澄(じょうちょう)
赤星 昇一郎(あかぼし・しょういちろう)
藤原氏の氏寺である興福寺の別当。
興福寺の僧
慶理(きょうり)
渡部 龍平(わたべ・りゅうへい)
藤原氏の氏寺である興福寺の僧。※NHK大河ドラマ「光る君へ」公式サイトより。
興福寺といえば大和国(現代の奈良県)を代表する名刹の一つとして有名ですね。
そこの別当(長官)である定澄(じょうちょう)と、定澄に仕える慶理(きょうり)とは、果たして何者なのでしょうか。
そして大河ドラマのストーリーと、どのような形でからんでくるのかも気になりますね。今回は定澄と慶理について予習しておきましょう。
大和国で権勢を振るう
定澄は左京に住む壬生(みぶ、みのぶ)氏の子として誕生しました。
17歳となった延喜19年(919年)に出家し、仁和寺別当の寛空(かんくう)や興福寺別当であった空晴(くうせい)の下で修行を重ねます。
長徳元年(995年)に権律師(ごんのりっし)となり西大寺の別当を務めました。
長保元年(999年)には興福寺の権別当、翌長保2年(1000年)に正式な別当となったのです。
また権少僧都(ごんのしょうそうず)として龍蓋寺(りゅうがいじ)や龍門寺(りゅうもんじ)の別当も兼任しました。