【光る君へ】大和源氏の祖は”殺人の上手”!?藤原道長に仕えた平安時代の武将・源頼親の生涯:その1 (2/4ページ)
頼親はこのような強力な武士団を背景に育ち、その才能を開花させていきました。兄の頼光は摂津源氏を継ぎ、頼親自身は大和国を拠点とすることになりますが、どちらも父・満仲の影響があってこその成功でした。
藤原南家に連なる母方の祖父・藤原致忠頼親の生母は、藤原南家の出身である藤原致忠(ふじわらのむねただ)の娘とされています。
藤原氏の嫡流は、北家出身の兼家らでした。
とはいえ、南家の致忠は従四位下・右京大夫を務め、村上天皇から一条天皇まで仕え、朝廷に一定の影響力を持っていた人物です。
彼の家系は政治的に大きな力を持つことはありませんでしたが、頼親にとって、藤原家の血筋が政治的な支えとなったのは間違いありません。
しかし高貴な血筋とは裏腹に、致忠自身は、波乱に満ちた晩年を過ごしました。永延2(988)年、息子・保輔が盗賊行為に関与。致忠も共に検非違使によって拘禁されるという事件が起こります。