【光る君へ】藤原道長の三男・顕信の出家を導き、道長を仇敵の如く憎んだ「慶円」とは何者? (1/3ページ)
藤原顕信(道長三男)が突然の出家。父によって前途を絶たれた(蔵人頭の打診を辞退された)ことを絶望したためと言われています。
そんな顕信の出家を導いたのが比叡山延暦寺の僧侶・慶円(きょうえん/けいえん)。果たして彼は何者だったのか、今回はその生涯をたどってみたいと思います。
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突然の出家に嘆き悲しむ道長…藤原道長の三男・藤原顕信が出家した理由とは?【光る君へ】 修行一筋、天台宗のトップに慶円は天慶7年(944年)、藤原尹文(ただふみ)の子として誕生しました。
藤原実資から見て母方の叔父に当たるそうですが、父親については藤原道明(みちあきら)や藤原連実(つらざね)とも言われます。
幼いころから延暦寺に入り、喜慶(ききょう)の弟子となりました。11歳となった天暦8年(954年)に得度受戒、正式な僧侶となります。それから40年以上にわたって修行を積みました。
