最終回まで残り3話…道長を捨ててはばたくまひろ。「光る君へ」史実を基に11月24日放送を振り返り (4/6ページ)

Japaaan

母親とは違い処世術に長け、恋愛上手で知られた賢子は、当時の女性が描く幸せをてんこ盛りにしたような人生を歩みました。

そんな中、初恋?の双寿丸(伊藤健太郎)は刀伊の入寇で討死するのでしょうが、そんなものはほんのスパイスでしょう。

道長の栄華を描いた『栄花物語』

源倫子に仕え、道長の栄華を見届けた赤染衛門。菊池容斎『前賢故実』より

源倫子(黒木華)の依頼を受け、道長の輝かしい人生を描くこととなった赤染衛門(凰稀かなめ)。

長年の主君から抜擢されたことは光栄ながら、恐らく「藤式部に断られたんだな」と察してはいたでしょう。それでも野暮は言わないお約束です。

かくして赤染衛門が書いたと言われる作品が、その名も『栄花物語(えいがものがたり)』。多くの方が「まんまやないかい!」と思ったことでしょう。

この『栄花物語』は全40 巻で構成され、うち30巻(道長の死まで)が赤染衛門の作と考えられています。

その内いくつかを見てみましょう。

道長が権力を握る「みはてぬ夢(第4巻)」、彰子が一条天皇の中宮となる「かかやく藤壺(第6巻)」、彰子が皇子を生む「はつ花(第8巻)」。

道長が一家三后を果たす「浅緑(第14巻)」、道長が出家する「うたがひ(第15巻)」、そして道長が大往生を遂げる「鶴の林(第40巻)」。

煌(きら)びやかなばかりではありませんが、道長が歩んだ人生を輝かしく描き上げました。

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