110年の眠りから覚めた名画も!収蔵された至宝「皇居三の丸尚蔵館」特別展を取材 (2/6ページ)
さっそく行ってみたいと思います!
こちらが皇居三の丸尚蔵館です。現在は新館の建築が進められており、全館開館はしておりませんが広いですね。
ここで貴重な美術品を間近で鑑賞することができます。また、2026年に予定されている全面開館時には、展示面積が約2倍の計1300㎡に拡大されるとのことです。さらに広くなるんですね。
こちらは『公家の書』展です。平安時代の貴族が書き写した『金沢本万葉集(かなざわぼんまんようしゅう)』など、歴史的価値の高い作品が展示されています。
ここからは、この施設の「高梨(研究員)」さんにお話を伺いたいと思います。よろしくお願いします。
(研究員)
よろしくお願いします。
(高木キャスター)
まず、三条西実隆(さんじょうにしさねたか)の『御注孝経(ぎょちゅうこうきょう)』とはどのような内容なのでしょうか?
(研究員)
『御注孝経』というのは、中国の古典のひとつになります。作者の三条西実隆という人は室町時代に活躍した貴族で学者としても当時知られた人物です。この人たちの仕事というのは昔から伝わる古典の内容を後世に伝えていく、いわば教養の未来への伝達というようなことも。貴族の仕事として非常に重要視されていました。