鎌倉時代、なんと夏に雪が降ったというのは本当か?鎌倉幕府の公式文書『吾妻鏡』の降雪記録がコチラ (2/4ページ)

Japaaan

夏の降雪記録②鎌倉・乱橋でも

寅尅。濫橋邊一許町以下南雪降。其邊如霜云々。

※『吾妻鏡』寳治2年(1248年)6月小18日甲午

【読み】寅尅(とらのこく)。濫橋(みだればし)の邊(へ)より一許町(いっちょうばかり)以下南(みなみへもってくだり)雪降る。其邊(そのへの)如霜(しものごとし)と云々(うんぬん)。

【意訳】明け方午前4:00ごろ、乱橋(鎌倉市材木座)から南に一町(約100メートル)ばかりの範囲で雪が降った。霜が下りたように真っ白くなったそうな。

夏の降雪記録③場所は不明

天霽。風少。今夕雪下。……(以下略)……
※『吾妻鏡』建長3年(1251年)8月小3日辛卯

【読み】天霽(そらはるる)。風少(かぜすくなし)。今夕(このゆうに)雪下(ゆきふる)。

【意訳】晴れ。風は穏やか。夕方になって雪が降った。

以上『吾妻鏡』より夏の降雪記録3例を紹介しました。旧暦の6月は新暦のおよそ7月、旧暦の8月は新暦のおよそ9月になります。

いくら冷夏だったとしても……

地球温暖化が懸念される21世紀ですが、13世紀の鎌倉時代が、夏に雪が降るほど極端に寒かった訳ではありません。

でも、雪が降ったと言っている以上は何かがあったはずです(完全なウソでない限り)。

鎌倉時代の夏に雪が降ったのはなぜなのか?あるいは文章の読み違えなど、さまざまな可能性を考えてみましょう。

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