聖徳太子の誕生エピソード、実は『聖書』を模倣?一見トンデモに見える学説を紹介! (3/4ページ)

Japaaan

イエスは「馬小屋」で生まれたという認識が日本では定着していますが、実は西欧ではイエスが生まれたのは「家畜小屋」や「洞窟」だとされていることが多く、「馬小屋」とはほとんど認識されていません。

キリスト誕生のシーンを示したクリスマスモニュメント

ではなぜ、日本では「イエスは馬小屋で生まれた」と理解されているのかというと、これは逆に、聖徳太子が「厩」で生まれたとする伝承が影響して、日本人に強烈なイメージを与えたのではないかとも考えられるのです。

日本では、かつては牛小屋なども「厩」と呼んでいました。また、聖書によると、生まれた直後のイエスは「飼い葉桶」に寝かされたことになっていますが、日本には飼い葉桶にあたる訳語がなかったため「馬船(うまふね)」といった訳語が与えられたという経緯があります。

さらに言えば、聖書では、飼い葉桶で寝ているイエスに牛とロバが礼拝したという記述もあります。ロバは馬と似ていますね。

つまり、もともと聖書の内容や訳語は日本人にとって「馬」「馬小屋」を連想しやすいものだったということです。

世界的にも特殊な刷り込み?

そこへきて、さらに聖徳太子が馬小屋で生まれたという伝承が加わって、「イエスは馬小屋で生まれた」という理解が広まった可能性もあるのです。

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