吉原遊女に必須なのは教養!大河『べらぼう』で蔦重が営む貸本屋が遊女に大人気だった理由とは?【前編】 (3/6ページ)

Japaaan

桃太郎とお供の雉・犬・猿山東庵京伝著『絵本宝七種』(蔦屋重三郎刊)
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また黄色い表紙の「洒落本」も扱っていました。

そちらは遊郭での客と遊女の駆け引きや野暮なお客の愚かさなど、人間・恋愛模様を描いた物語が中心でした。

読書は苦界で過ごす遊女唯一の愉しみ

廓務めの遊女たちの唯一の愉しみだといっても過言ではないのが「読書」でした。

女性たちは貧困で苦しむ家族を救うために、自らの体を犠牲にして男たちの相手をする仕事に付いています。

体も精神も酷使する毎日なのにも関わらず、遊女たちがもらえる休日は正月と盆の、年にたったの二回だけ。

しかも、せっかくの休日でもよほどのことがなければ自由に大門を出ることはできませんでした。

廓勤めは「苦界十年」といわれるほど辛いものだったのです。

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