吉原遊女に必須なのは教養!大河『べらぼう』で蔦重が営む貸本屋が遊女に大人気だった理由とは?【前編】 (4/6ページ)

Japaaan

蔦屋重三郎が手がけた『青楼美人合姿鏡 北尾重政』

そんな世界の中で読書は「扉を開けば別の世界に飛び立てる」心休まるひとときだったのでしょう。

さらに、階級の高い遊女たちは客の相手をするため、和歌・俳諧・漢詩・書・茶の湯ほか幅広い知識を身に付ける必要がありました。

今のようにインターネットでいろいろと調べたり学んだりすることのできない江戸時代。

本は遊女たちにとっては、知識を仕入れるための教師でもあったのです。

洒落本から本格軍事物まで幅広い本を好んだ

蔦重が遊女たちに貸していた本には以下のようなものがあります。

たとえば、明和7年(1770)に刊行された、洒落本夢中散人寝言先生『辰巳之園』(たつみのその/たつみのえん)。

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